本当にオトク? ソフトバンクの「全機種0円」
MNP開始後、声高に『0円』を強調するソフトバンクですが、店頭では説明されない(もちろんCMでも説明されていない)大きな問題点があります。
ソフトバンクのCMの概要は以下の通りです。
プラン『新スーパーボーナス』
・全機種0円
・通話・メール定額
こう聞くと誰もが良いと感じるでしょう。私も『やるなぁソフトバンク』と思いました。
で、調べてみると中身はヒドイものです。
『全機種0円』
・端末価格はローン(契約3か月目から24回)となり、『新スーパーボーナス特別割引』により実質負担がなくなる。
⇒ローンの途中の解約・機種変更(!)の際は残りの端末代金を支払う必要がある。
例) 「X01HT」を機種変更した場合
⇒頭金を0円とした場合、特別割引で相殺されるローン額が2,280円、従来頭金だった部分のローン額が 690円となる。1年5カ月(17カ月)利用して機種変更すると、「2,280円×10回分」と「690円×10回分」を合わせた29,700円を以降支 払う必要アリ。
つまり、2年強にわたり同一の端末を使い続けなければ、支払義務が生じるということです。
はっきり言って、ローンで売っているものを『0円』というのはおかしい。
『通話・メール0円』
実際に通話・メールを0円にするためには以下の条件があります。
・『予想外割』に加入。(9,600円)
・ソフトバンク同士のみ通話。
・ソフトバンク同士のみSMS・MMS。
・21時~24時まで通話不可。
どう思います?これで0円とはよく言ったものです。もちろんこの条件をCMなり店頭なりできちんと説明していれば問題は無いんですよ。ただ『0円』というだまし文句に魅かれてきたユーザーがかわいそうです。
結論としては、厳しい言い方かもしれませんが、現状のソフトバンクは『ユーザーの心理を逆手にとってぼろ儲けしようとしている悪徳業者』と言えるでしょう。ADSLの時となんら変わらないですね(悪化している?)。
2006/10/27
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